向こう三軒両隣り

2008年5月 1日 17:48
ふと思う事がある。
小学生の頃、うさぎに、にわとりに、と草を選びに、学校に持って行っていた。
中学校では、ひろ~い運動場で、ゆとりの時間にひたすら草むしりをした、雑草...

今、うちの子供達は、やれインターネット・やれマンガだと、室内に閉じこもりひたすら画面とにらめっこしている毎日!

果たしてこんな世の中でいいのだろうか!!
本来、『子供にとっての魅力ある場所は、何だったんだろう?』と、感じた。
私、昭和46年以前に産まれた年代達の遊び場は、

何でもないところ!だったのではないだろうか?
例えば、ただの草っ原。
大人が子供のために、という名目で作ったおしせきの場所とは、違う魅力があったと思う。

遊んだことのある子供ならわかるはずだと思う。
創造力を入り込ませ、それぞれの感性で遊ぶ楽しさ\(^o^)/

身の周りにある何でもないものの価値、今一度見直す時なんではないだろうか?

ちょっと前ですが、一冊の本を読んだ時の感想
【向こう三軒両隣り】(インデックス・コミュニケーションズ発刊)建築家 田中敏薄
家の確かさと豊かさに力強さを取り戻すため、建築家が家の再生に取り組もうと考えた。

その第一歩として、子供の目線で家について伝えようとするシリーズ。

少子高齢化に向かい合う日本のこれからの家づくりに何より大切なのは?
ほんとうのいい家ってなんだろう?

『かくれんぼ』と『にらめっこ』の遊びのなかの気持ちを大事にした向こう三軒両隣りのくらし...家と家をつなぐ...

『自分だけではなく、みんなのことも考えながら、一軒だけではなく街並みのことを考えながら、今日だけではなく、未来のことも考えながら、家のことを考える』

住宅にとって大事な事はこれなんではないだろうか?

コボット㈱田中哲司

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