どろコン屋さん見学

2009年7月25日 19:40

青木設計の青木です。

先日、アルチザンプロジェクトという会の見学会で、

豊田市にあるどろコン屋さん、前田興業さんへお伺いしました。

「どろコン」と言っても、ピンとこないかもしれませんが、

家づくりの中で、荒壁とか土壁と呼ばれている部分の、材料の土のことです。

代表の前田さんは、先代のお父様が始められたどろコンを、今も大事に守ってみえます。

材料となる土の産地も三河の限られたエリアのものだけ使われています。

三州瓦の土を採取する時に、どろコンに適した土が取れるのだそうです。

赤土、さば土、粘土、作土などを程よくブレンドし、

自社の土場で、藁を混ぜながら熟成されています。

土の粒子の細かさや粗さの塩梅がどろコンの質の良否を替えるそうです。

また、土をねかせることも大事にされているそうです。

手間と思い入れが詰まったどろコンですが、値段を聞いてちょっとびっくりです。

どろコン自体の値段は、壁用のロックウール断熱材と同じかちょっと安いぐらいな感じです。

内心、「これゃあ、儲かる商売ではないな。」と思ったのは、

私だけではなかったのではないでしょうか。(ちょっと失礼)

自然素材は、その素材そのものが重要なのは言うまでもありませんが、

そこに人の手間がある事が重要です。

素材を見て、判断し、手間を掛けることが、いかに大切かは、

このヤマトタテルの木を扱う人達を見てきて常々感じてきたことですが、

どろコンもやはり同じなんだと再認識させてもらいました。

顔の見える間柄から、顔の見える材料を提供してもらうことが、

良質な家づくりにつながるのではないかと思います。

長い歴史の中で培われてきた自然素材は、やはり奥が深い。

伝統の技や知恵は大事にしていかねばいけません。

ただ、工期の短い乾式の工業化された家づくりが主流の現代では、

どろコン屋さんは、もはや、存在自体が重要文化財の様な感じさえ受けてしまいます。

今、「現代の家づくり」、「これからの家づくり」を、

もう一度考えなくてはいけないような気がしてなりません。

どろコンにこだわりをお持ちの方があれば、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

(家族経営で、どろコンを頑張って守ってみえます。あまり、無理なお願いは気を付けてくださいね。)

豊田市若林東町高根下65-1
前田興業株式会社 代表前田優人
TEL:0565-52-1833

私は、妙に土壁が身近になったような気がしています。

次は、天竜TSドライさんにお渡します。

 

土場風景

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どろコン工場

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ねかせた土で練り上げたどろコン。

触ると手に吸い付きます。施工性も良いそうです。

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 ねかせてない土で練り上げたどろコン(試し練り)。

触ると違いは歴然。

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三重県四日市のヤマトタテルのメンバーでもある「造家工房」が手掛けた5軒の住宅を見学するツアーです。

 

造家工房の亀井さんに工場で簡単に説明を受けてからスタートです。

 

今回の参加者は、なんと35名!当初予定が20名ほどだったので、現場に入れるか心配です。

 

最初の訪問地は「赤松の家」土壁塗り体験をします。

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 IMG_0635.jpgのサムネール画像

とにかく、外壁面だけではなくて、間仕切り壁などすべての壁面が土壁です。

 

塗り壁といって黙ってられないのが「空間工房」の森本くん。

彼もヤマトタテルのメンバーで、珪藻土塗り壁屋です。

 

2軒目は「ひのき普請の家」 随所に亀井さんの遊び心が詰まっています。

3軒目は「能登ひばの家」三重県で能登ひばは珍しいです。

4軒目は「赤松の家」 焼き杉の外壁が特徴です。

5軒目は「MOKスタンダード住宅」 三澤康彦先生の設計で造家工房の施工による物件です。

もう少し詳しく載せてます。

木にこだわっている材木屋のブログ

 

亀ちゃんの家づくりが始まってかれこれ17年目。

というか、本格的に始動したのは『ヤマトタテル』とあまり変わらないかな!

気持ちはいつも初心でいたいなぁ~。

 

ただいま工房は、大工3名 見習い大工3名 設計スタッフ1名 事務1名

自分もいれると9人の大所帯になってしまいました。

 

手づくりで大切に 『家造り』

こつこつ  まめな 『家守り』

そしていい暮らしを提案できるよう工房一丸となってサポートしていきたいです。

 

  001tagutitei.jpgヤマトタテル、ほんと家造りは山から始まると思います。

この名前が広く伝わるよう影ながら応援させてもらいます。

 

次は、青木設計さんお願いします!!

はじめまして

アトリエ珠一級建築士事務所の大瀧珠乃です

 

ほんとうにいい家を届けたいという思いで事務所を開設して、三年。

まだ生み出した建物は少ないものの、それぞれに

「本当にいい家ってやっぱりこれよね」を確かめながらの日々です。

当然、予算や好みの違いで、完璧とばかりはいきませんけれど...

住まい手、造り手、私。ともにつくり上げた家は、世界にたったひとつの

大切な「すまい」に育ってくれていると感じます。

 

森の恵みをいただく建物

日本の樹を生かす

日本の風土に合す

そんな日本の家づくりが、わたし達の心に、体に、そして地球に

とってもやさしく届くのです。

 そんな家づくりのこころづよい仲間

ヤマトタテルに集うメンバーに出会えたことに感謝

 

beautysalonmon.jpg株式会社サカモトの「智頭杉」に包まれた、癒しのヘアーサロンです。

 

では、つぎは 造家工房・亀井 の亀井俊博さん、お願いいたします。

 

 

和歌山の清水工務店です!

2009年1月15日 13:01

皆様、はじめまして!

和歌山県の南の端・那智勝浦町というところで工務店を営んでおります。

清水工務店と申します。

よろしくお願いいたします。

 

私は、二代目です。

社長が大工の棟梁から始めて約50年になります。

ヤマトタテルの会に入会させていただいて多くの方と出会うことが出来、

勉強させていただいております。

 

弊社は紀州材を使った木造の住宅を主に設計・施工させていただいています。

自然素材にこだわり、お施主さんとじっくり話をさせていただいて

ともに「住まいづくり」を楽しんでいけるような工務店を目指しています。

あるお施主様から、

「せっかく大事に丁寧に建てて頂いたので奥さんと毎日、柱を一本ずつ磨いているんですよ」

というお言葉を頂きました。

お伺いするとその檜の柱が素晴らしい艶を持って出迎えていただきました。

そのようにおっしゃっていただける「住まいづくり」をたくさんしていきたいと思います。

 

田舎で何もないところですが、熊野那智大社や那智の瀧、そして温泉もありますので

ぜひ、遊びに来てください。

 

それでは、次はアトリエ珠一級建築士事務所の大瀧さんよろしくお願いいたします。

orosi-2.jpgのサムネール画像

 

初めまして。千葉県松戸市で工務店をしておりますタケワキ住宅建設の竹脇です。

弊社は今の社長が会社を興してから35年になります。私はその二代目として日々現場を駆け回っております。私共の家造りは使う材料や造り方へのこだわりはもちろんですが、そこに暮らす家族の何気ない毎日に幸せを感じられるような家を造りたいと考えております。

お引渡し後、5年、10年、何十年経ってから伺った時、住まい手の幸せな暮らしを拝見する度にこの仕事をやっていて良かったと実感致します。

また、地場に根付いた工務店の存在意義の一つは、建てた家の面倒を見続けることであります。先日も20年以上前の住まい手の方から、お風呂のゴム栓が割れてしまったから交換してもらえませんかというお電話を頂きました。大きなリフォーム工事を依頼されることもありますが、このような依頼は弊社を頼りにしていただいているということの証であり、とても有り難いことであります。

これからもずっとこのような関係を沢山築いていければと日々努力して参ります。
皆さん、これからも宜しくお願い申し上げます。

では、次は和歌山の清水工務店さん、お願いいたします。


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長野は伊那の北沢建築です!

2008年10月 8日 11:55
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みなさん、はじめまして!
長野県は伊那から参加させていただくことになりました、
(株)北沢建築・建築家業三代目の北澤宗則です。

天竜川上流伊那谷、諏訪湖畔、松本安曇平など自然豊かな地域で
地元の素材や環境を生かした家づくりを心がけ、
そんな信州で家づくりができることを誇りに思っています。

北沢建築は20代から60代までの社員大工10名を有する大工工務店です。
もくよう連の先輩方、J-STYLEのメンバーのみなさんにご指導いただきながら、
これからもずっと私たちが手がけた家に安心して住んでいただけるよう、
本当の地域工務店として、技術力と提案力の向上、
社員大工の育成に努めてまいりたいと思います。

次はいつも一緒に勉強している千葉の(有)タケワキ住宅建設、
竹脇専務さん宜しくお願いします。
皆様、はじめまして!

このたびご縁がありまして、新しく"もくよう連"に入会させていただくことになりました、奈良の德矢住建㈱の西田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

とりあえず初めてですので、紹介をさせていただきます。
弊社は昭和26年、柳生十兵衛剣豪の里で知られる奈良市柳生で製材業として創業し、現在奈良市法蓮町で建築会社として営業。社員約10名の小さい会社ですが、製材業とともに、人にも家にも環境にもやさしいエコライフ"木の香る健康な住まい"づくりをモットーとして、 "お客様満足度100%"を目指し、日々努力しています。

最近力を入れているのが、自社で作っております厚36ミリの杉の床材等、自然素材をふんだんに使った"家族円満の家"という提案型の住まいです。

奈良には出口工務店さんという大きな目標がありますので、もくよう連でいろいろ勉強させてもらい、少しでも近づけるようこれからがんばりますので、ご指導よろしくお願いいたします。

次は北沢建築の北沢さん、よろしくお願いいたします。
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ツキデ工務店の家は、柱も梁も見える真壁づくりの家。
むき出しのままのシンプルさが、信頼感や美しさを感じさせるのは、本物の素材、本物の技術だからできること。
木の特性を活かして耐久性に優れた家とするために、骨太の柱と梁を、伝統的な仕口・継手といった職人の技でがっしりと組んで、木を木でしめ固めた構造体をつくります。その上に、構造用の緊結金物を使用しますが、できるだけ目立たないように仕込み、強さとともに見た目にも美しく仕上げています。また屋根にも独自に開発した高断熱の杉の化粧パネルを使用するなど、伝統技術に現代技術を加味した新しい木の家づくりに挑んでいます。

次は、(協)もくよう連に新しく入会された、徳矢住建(株)さんお願いいたします。

豊かな緑のなかで深呼吸をすると、生き返ったような気分になります。木もれ日には生命のきらめきを感じます。森は、生気が盛り、生命を守り育てる「守(もり)」でもあります。地に根をはっていたときの木の生命力、そのたくましさは、切られたのちにも引き継がれ、生命あるものを守り続けます。触っても石や鉄のような冷たさがなく、硬すぎず柔らかすぎず・・・
 私たち日本人は古くから家づくりにさまざまな木を生かしてきました。特に、水や曲げに強度に強く、木目が美しい杉は、構造材から建具、内外の壁板にいたるまで幅広く重宝されてきました。 杉の恵みをいただくために、杉の森を手しおにかけて再生していく。家づくりは森から、森づくりからはじまっています。

9月24日はたくさんの工務店さんに、私共の家造りを見てもらいたいと思います。
山梨の工務店(株)小澤建築工房 でした。
次は、20数年来の友人、築出さんです。「ツキデ工務店」よろしくお願いいたします。
こんにちは、(協)もくよう連事務局の山崎です。

2度目の登場ですが、お許しください。
協同組合・もくよう連は、おかげさまで1年が過ぎました、町の工務店ネットとの連携で、多くのイベントをこなしてきまして、あまりにもバタバタと1年が過ぎました。

今年度、もくよう連は、本来の協同組合の姿、「互恵」「互助」の精神で、地道に行こうと、方針を決めました。

(協)もくよう連には「七つの誓い」 というものがあります。今年はより具体的に、以下の項目について実践していこうと決めました。

「お互い、小さいけれども、強い工務店になろう」

  ・企業力すなわち、営業力・設計力・施工力を高めよう。
  ・地域が違い、めざすスタイルは違うけれど、すべてをオープンにして見せ合おう。
  ・経営計画、社員教育、後継者問題についても、相談し合おう。
  ・コンプライアンスを守り、社会の規範となろう。
  ・物流についても、情報交換が大切、いいものを安く買おう。
  ・お互い、他社であっても、社員同士の情報交換等、交流し合おう。
  ・学ぶ・育てる・洗練される、いい物をたくさん見よう。→質の向上
  ・販促部材・リーフレット、チラシ、のぼり等ついても、データを共有しよう。
  ・自然エネルギー研究所との連携と奥村先生夫妻と交流を深めよう。

建設・工務店業は今、大変な時期を迎えています。小さい工務店1社では限界があります。腕の良い工務店で(協)もくよう連に興味のある方は、一度ご相談ください。

「ヤマトタテルの会」建材グループの皆様には、いいものを安く提供していただき、感謝しています。
次は、9月10日頃計画している、山梨での益子義弘氏、永田昌民氏、秋山東一氏、野沢正光氏の作品・見学会でお世話になる、小澤建築工房の小澤様にお願いいたします。



会津より初投稿です。

2008年8月 7日 18:32
始めまして。
会津で家づくりを生業にしている「ばんだい東洋建設」の相原です。

昭和36年創業から、一般住宅を中心に建設業に携わってまいりましたが、
これほど厳しい環境を今だかって経験したことはございません。

なかなか、明るいニュースが聞こえてこない中ではありますが、
もくよう連をはじめ色々なネットワークを通じて全国各地のがんばっておられる建築関係者の方々の話をお聞きできるもの、私どもの明日を考えるための大きな糧となっています。

会津は、冬寒く、夏は蒸し暑いというかなり気候条件が厳しい土地でもあります。
ここ数日、気温のほうは落着いておりますが、不快指数は高い日々がつづいております。
そんな中でも、一生懸命に汗をたらして現場で作業している大工さんを見ますと、
もう一頑張りせねばと思う今日この頃でございます。

コスモホームの鈴木社長も言われているように「元気工務店」を当社も目指したいと考えています。
どんなに環境が厳しくなろうとも人がいる限り住まいは必要です。
同じ建てるなら質のよい住まいを建てる方がよいのは道理。
「家づくり」という分野で、私達がやり残していることはまだまだあると思います。

そういう想いを胸に、また今日も全国を飛びまわろうと思っています。


では、次はもくよう連の山崎さん お願いします。


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いつもスマ~イル

2008年7月30日 08:17
初めまして大阪の工務店『羽根建築工房』の羽根です。

全国のみなさま
昨今、どのような業界も大変厳しい...。どちらかと言うと
マイナス的な考えにいたりがちですがッ
こんな時こそ、「もくよう連」も「ヤマトタテルの会」も
一緒になって元気を出し楽しく仕事をして行きましょう!!!

何より仕事が楽しいと思えるか、それが一番大切でしょ?


もくよう連メンバーで会津のばんだい東洋建設の相原社長
宜しくお願いします。
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遂に完成!

2008年7月28日 16:40
やっと!やっと出来ました~\(^o^)/
血と汗と涙の結晶が遂に、目標に達しました。それは何かと言いますと!ベンベン♪
森のかけらが、遂に200個完成致しました。

日本で取れる国産シリーズ100個 
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青森ひばから始まって、林檎の木まで100個勢揃いしました。

世界で取れる世界シリーズ100個 
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アガチスから始まって、ロンギまで100個勢揃いしました。

ホンマにここまでたどり着くのに、大変でした。
加工するのに手を切ったりしながら、幅の広い木材を3㎝に落として加工するのも大変だったし、高価な価格で購入しためったにない板材を泣く泣く落したり、マジ大変な作業でした。 

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どうです、圧巻でしょう(^^♪
『200個揃えるぞ!』と、肝に命じて頑張って揃えて、約2年掛かりましたが、何とか完成しました。

200個の木材詳細も掲示して置きます。
過去にお持ちの方で、200個揃えたい人遠慮せずにお気軽にお電話下さい。
バラでも出荷致します。m(__)m 

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価格に関しては、100個入り40,000円(消費税・運賃込み)
36個入り16,000円(消費税・運賃込み)

皆様、打ち合わせの時や、色見本が必要な時絶対にお役に立ちますし、木のことが全て解るように、オリジナル辞典も製作してあります。しかもA全の大きいポスターもあります。

是非、皆様の事務所に200個フルセットを置いて見ませんか?
本当に頑張って作りましたので、よろしくお願い致しま~す。

コボット株式会社 木材事業部 田中哲司

その日暮らしの工務店

2008年7月22日 17:16
どうもはじめまして浜松の入政建築の新野です。
小さな工務店なのでいつもその日暮らししています。
早く真っ当な工務店になれるように日々努力です。
それにしても暑い!!

私の最も尊敬する工務店の一つ、大阪の「羽根建築工房」さん
次、お願いします。
はじめまして、広島のエヌテックの野坂です。
弊社は、広島市西区内に事務所を構え、やっと会社設立後
13年目を迎えるまだまだ若い会社です。スタッフも
2/3が20代で年齢も若いです。

国産材の100パーセント使用を目指し取り組んでいます。そして少人数。

でも少人数だからこそ他のハウスメーカー、ビルダーに出来ない
キメ細やかなサービス、フォローが提供できると確信していますし、
そういう良さを理解していただけるお客様も必ずいらっしゃると
思っています。

実は、昨日もお引渡し後8年経ったお客様からご連絡をいただきました。

「2階にエアコンを付けようと思うけれど...。
 購入・取付は大手量販店さんにお願いするけど、外壁に穴を
 あけることに関してなにか注意することはありますか?
 あればどういうふうに伝えたらいいのですか?」

このようなご相談でした。結局、私がお立会いさせていただき、今週末に
設置することになりました。

お客様は実際にご入居されてからも、ご心配事、解らないことも
たくさんあるのです。そういうことを、いつでもご相談いただきながら
一緒に、最善な解決方法を考えることも私たち工務店の当たり前の
立派な仕事です。お客様の家であると同時に私の財産ですから。


私たちが考える「心地よい暮らし」発信して、それに共鳴していただける
同じ価値観をお持ちになるお客様と、ご一緒に住宅造りができたらいいなあ
いつも想っています。
  

この写真は、お引渡し後半年が過ぎたM様宅です。たまたまですが今日スタッフと
家具屋さんが点検にお伺いしています。 


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次はもくよう連のメンバー浜松の入政建築 新野社長にバトンタッチします。


はじめまして、東京の岡庭建設 池田です。
初投稿でもありますので、私とヤマトタテルとの関係や、我社の取り組みを少し述べたいと思います。
まず、ヤマトタテルとの出会いは、昨年11月に開催された、ジャパンホームショーにヤマト自身が実大モデルを出展する!という計画が決まり、我社で製作することになったのがきっかけでした。打合せは大阪・・遠いし・・・・。
初めて訪れるコボット事務所。煙たい会議室に元気な野郎ばっかり。
本当に大丈夫か?これが関西のノリなのか・・。本当に建築がすきなのか・・・
疑問ばかりの打合せでもあった。
その1ヵ月後、実大モデルを東京ビックサイト(10万の来場)で完成させ、、会期期間中(3日間)に莫大な方々が訪れた。それもびっくりするぐらいの人たちが・・・。余計に私を含めヤマトタテルのメンバーにも力が入る。しかし、3日後その実大モデルを壊すときがきた。壊すタテルのメンバー達に何処となく寂しさが発しられている。それは私も同じであった。
解体も完了し、10tのトラックに全ての荷物をを乗せ皆で記念撮影。充実感もあったが
これほどの寂しさを感じたのは何年振りだっただろうか。
そのような思いにさせるのが、ヤマトタテルのメンバーである。
何処にも負けない建築、家造りに対する想いの強いメンバーなのだ。
あっ、でもこのことは会ってみないと分からないことですが。
ぜひ、今後のヤマトタテルの取り組みに期待してくださいね。

さて私共の取り組みですが、建築環境の厳しい東京で家造りを手がけております。
厳しい?って。なかなか分からないことですよね。
法的な条件から、防火的な基準まで、日本の建築環境の中で最も厳しい環境におかれているのが東京でもあります。その中でも、本当に必要とされる建築とは何か・・。
暮らしって何なのか、家造りって?このようなことに全うに立ち向かい家造りを手がけています。特に設計には力を入れています。んー力が抜けない?これが本音ですね。
弊社の設計の全ては私、池田が手がけます。このサイトを見られる方々は、力量の高い方々は、何処が?とも思われるかも知れません。
んー確かにまだまだかもしれませんが、建築や家造りに対する思いは誰にも負けないつもりでもあります。だから、東京の中でもこれほどまでにいい家をつくる会社、人がいるのか、そして、ここまで住まい手が喜んでくれる。そんな家造りを常に手がけていくつもりです。
ここで紹介した写真は2008年7月5・6日に開催される「ものみ台のある家」の竣工間際の写真です。住まい手と造り手の想いが形になった瞬間です。
私どもの家づくりから伝わるものがあれば幸いです。

では、同様の取り組みをされる 広島 エヌテックの野坂社長にバトンを渡したいと思います。 05722.jpg

元気工務店を目指す。

2008年6月 6日 05:05
始めまして、名古屋のコスモホームの鈴木です。
最近、建築業界もさらに厳しさ増してきました。
潰れる会社もあれば、業務の縮小を余儀なくする会社もあります。
しかし、逆にものすごく業績のいい会社もあります。
つまり、元気工務店です。

会社の方向性がはっきりしていて他社と差別化されていて、
お客様のニーズをしっかりとつかんでいる事など、仕事が切れない工務店を言います。
誰もが元気工務店になるために勉強している訳ですが、なかなか思うようにはなりません。自分一人で考えているだけでは、うまくいかないのかも知れません。
きっと、何かが足りない、何かに気づかない事だと思います。
そんな、思いを持っている人はとても多いのだと思います。私もその一人です。

これではダメだと思い、工務店のネットワークを作ろうと思いました。
同じ、志を持った仲間と心を開いて悩みや問題解決をして行く場が出来ないものかと
東京の知人に相談したのがきっかけで、Jスタイルと言うネットワークを立ち上げました。
7社の工務店が集まり、2008年5月で設立して1年が過ぎました。

元気工務店になるために、建物と心を磨いて、
もっと、もっと頑張って行きたいと思います。

次は、Jスタイルメンバーでもある、東京の岡庭建設、池田さんにお願いします。
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東京で建てる木の家

2008年5月17日 22:10

はじめまして東京の江戸川区にあります、田中工務店の田中です。
自己紹介と私なりに考える工務店としての家づくりをここに述べてみます。
細々ですが弊社は工務店業を営んで70年になり、私が三代目の代表になります。
地元近辺は狭小、変形敷地、軟弱地盤などの悪条件に防火規制、斜線制限など
建築基準法の規制が常に付きまとう地域です。
そんな地域であっても、なるべく国産材の良さを生かした家づくりをしたいと思っていますが伝統回帰や名人芸的な家づくりをしている訳ではありません。
ある部分(構造、防火)では一般的に普及している方法や現代のテクノロジーやシステムも利用し、ある部分(造作、仕上げ、造り付け家具)では人間の目による判断や手仕事、
手技に委ねる部分を残している、そんな感じの家づくりです。
地方には羨ましくなるような地産地消的に材料を使い、手技を生かした伝統的な
家づくりをしている仲間もいますが都市で生きる工務店には、これがバランスの
いい家づくりだと考えています。
工務店って「町に根差している家づくりが生業の建築屋」を指すのだと思います。
それは工業化、規格化された商品としての家づくりではなく、その町の風土や地場の特徴を踏まえた暮らし方、住まい方を提案する家づくりを行うということです。
ユーザーの方には、「ハウスメーカーの家」と「工務店の家」が考え方も出来上がる物も
違うということを理解して頂きたいのです。
規格化、商品化、ローコストも悪いことではありませんが、そこは大手メーカーに任せておけばよいと思います。
工務店は、大規模のところが出来ないこと、小規模だからこそ出来ることをやるべきです。工務店ならではの付加価値のある家づくりです。
「工務店ならではの付加価値」ってなんでしょうか?
よい材料を扱い、腕(技術)をもってきちんとつくると言う単純な事と設計力やデザインセンスを併せもつことだと思います。
材料と技術と設計、私が知る、優れた工務店達は皆、そこのバランスがとても良いのです。
それぞれに独自のやり方、あたり前を持っています。
誰にでも理解され、好まれる家造りでは無くてもその自分流を価値として認めて下さる方との出会いを求めている工務店は多いと思います。
この「ヤマトタテルの会」にはそんな良い木材、建材を扱っている会社の方達、
技術、独自の知恵を持ち腕を奮っている設計者、工務店が揃っていると思います。

次はもくよう連メンバーのコスモホーム 鈴木社長にお願いします。

「庭園講座」について

2008年5月13日 09:39
私は京都の東福寺にある「古材文化の会」 というNPOにも所属している。企画部会という部会では、いろいろおもしろそうなことを企画して、お手伝いしながら、それを楽しんでいる。11日も催されたのであるが、兵庫県の西桂先生に「庭園講座」と称して庭の実測の仕方、剪定の仕方、庭の観賞の仕方、評価の仕方等を学んでいる。
残すところあと1回になってしまったのだが、この企画は好評なので、続編を考えている。

恥ずかしいのだが、稚拙なブログ「木と太陽の家づくり」 のカテゴリー・「庭園講座」に少し紹介している。
5月10日に事務所の近所にある東福寺を訪ねた。方丈庭園「八相之庭」は、作庭家・重森三玲によって、昭和十四年に完成されたものであるが、[庭園講座]の西 桂先生の師匠にあたる人でもあるところから、もう一度見て、写真に撮りたいと思った。


「南庭」である。写真は愛用のKodak V570 によって、二枚を横につなぎ合わせている。



「西庭」である。井田市松(せいでんいちまつ)と命名されている。


「北庭」である。彫刻家・イサムノグチはこの庭を、モンドリアン風の新しい角度の庭と評したそうである。


次は、東京の田中工務店:田中社長、自己紹介も含めて、コメントお願いいたします。

庭のはなし

2008年5月12日 14:06


5月の連休明けって大好きです。意外と静かなのです。街は・・・。
Ms(エムズ)の三澤はいつもせっかちで、花鳥風月など縁の無い男と思っているのではないでしょうか?
私、これでもロマンチックな人格なのです。人はそうは見えないこと、多々あります。
そう見えて実は意外に・・・。
もう一人おります。ロボットの田中君。宮崎駿のロボットみたいです。ではなくて、コボットの田中君。このお兄さんもいかつい顔なのに花は植えるし、イラストうまいし、文字もかわいいし、外観では人はわかりません。
向こうがやんちゃな哲ちゃんであれば、私はやんちゃなやっちゃんです。

上記までが冗談です。閑話休題。



写真はエムズのお庭です。15年前に植栽も40種類植えてあります。
アジサイ・ユキヤナギ・ボケ・エゴ・ザクロ・野村モミジ・梅・カシ・シダレ桜・キンシバイ・シャラ・ドウダン・サツキ・ホウ・コデマリ・ナンテン・バラ・コクチナシ・・・
あといっぱいの四季の花にとても癒されます。
エムズは「木の住まい」を創っていますが、住む器としての木の家というと建物だけと思われますが、私たちは環境をつくっているのです。
向こう三軒両隣にまで気持ちよく「木の住まい」の影響が良い方向に向かう住まいなのです。それゆえ、建物本体だけの設計などありえません。植木を愛してくれない住まい手は嫌いです。さみしい限りだと思いませんか?

口の悪い設計者は、建物本体はあまりパッとしないので、植栽でカバーしている。植木に隠れることによって、うまく住まいのデザインの悪さをカバーする。だから私は、植木などでごまかさない。デザインで勝負していると・・・。
傲慢な建築家を何人か知っています。

建築家が創ったデザインでエネルギーを周りの環境に影響させる。
まるで自分が神であるかのような人は・・・。

2月だったか、永田昌民さんが京都で自作を語るというセミナーの中で、永田さんは家のことなど一言も言われなかった。今まで、住まいと共に暮らして成長してきた、土・草・樹を全て引越しのときに運んだというお話の中に、永田さんの謙虚さを学びました。
所詮デザインなど有限の世界です。
樹・草は植えてからずっと成長してゆく。
そんな建物以外の環境について、もっと目を向けていたのです。

次は、もくよう連の山崎さんお願いします。

Ms建築設計事務所 三澤康彦
はじめまして。インフィニートの小林三重子と申します。
このサイトの制作をさせて頂いております m(_ _)m

GWは三重県の御座という海辺で、ぼんやりリフレッシュして参りました。
いいお家を建てた人の中には、「家の中が一番だから、旅行に行かなくなった」なんておっしゃる方がありますね。うらやましい限りです。

実は、我が家はプレハブ住宅なのです。14~15年前のことになりますが、突然家を建てよう!ということになり、バブルの終わり頃、高い土地を買ってしまい、当然のように展示場へ行き、家は選んで買うのがあたりまえだとばかりに、せっせと住宅展示場をまわり、一番かっこいい営業マンのいるハウスメーカーと契約してしまいました (^^;)

その後、仕事の関係で建築家の方々と出会い、建築家に設計してもらえば、こんな小さな土地でも、同じ予算内で、すばらしい家ができるということを知ったのです。その時の私のショックがおわかりいただけるでしょうか。

契約したハウスメーカーに、少し要望を言えばオプションになりますと追加料金を請求され、雑誌で見た理想の家とはかけ離れた普通の家が建っていく・・・。その間にも建築家さんの仕事を色々と学び、庶民でも建築家に家を設計してもらえるということを知り、ハウスメーカーではオプションと言われたことも、問題なく処理してもらえることがわかってしまった私。
あこがれの木造住宅もできあがってみれば総クロス張り。しばらくは、新築の我が家がイヤでイヤでたまらず、悲しい日々を過ごしたのです。

ということで、これから家を建てようと思っていらっしゃる方に、家づくりの楽しさ、すばらしさを知ってもらえるよう、そして日本の樹で作った呼吸できる家の快適さをお伝えできるよう、ヤマトタテルのホームページを充実させていきたいと思っています。

次は、素敵な木の家を提案してくださるM'sの三澤先生よろしくお願いいたします。


(有)インフィニート 小林

ちょっと言わせて!

2008年5月 1日 17:39
10数年前(まだ私がこの仕事をする前の話)友人が『家を建てたし、遊びに来てや~!』と、誘いがあり伺った家が、な!なんと、『六角形』だった。

一階が店舗で、2階が住まい。
家の中心は居間で、それぞれの部屋につながる扉の向こうには何が...と、
思うとワクワクしたりして、うらやましかったのを覚えてる。

暮らし始めて3年経った今も、まだ未完成な部分がたくさんあるが、その中途半端が実にキモチいい!という。

昔のように障子のあっちとこっちでプライバシーがあるような無いような暮らしを送りながら、叱られたりケンカしたりして、人間関係の調整力を学んでいくのが大事だと思う!

なるほど八角形の内角は135度。そのゆるやかな角度に、互いの気配を意識しながら、適度な距離を置いた家族のいい関係が目に浮かんでくる。

単にデザインのおもしろさを狙ったわけではないつくり手の深い想いを垣間見た。
"どんな暮らしをしたいか"は千差万別。一戸建てにしても、マンションにしても、その部分をイメージし、「どんな家をつくりたいか」を、しっかり"もつ"ことはとっても大事なんだと!!

それは、自分を見つめることでもあるから。

...ま!とりあえず私は、事務所の片付けから始めるとしようか。


コボット㈱田中哲司

では、次は初めての人!そう、インフィニート小林さんお願いします。


木匠塾

2008年4月27日 21:57
PICT2979.jpg 
毎年、4月になると岐阜県中津川市の
木匠塾で一日先生をしています。

今年で8期生。

今年も11名の熱心な生徒さんに木工塗装の
授業をさせていただきました。

木造建築は世界的にみても類をみないほど
卓越した技能。これをアカデミックな場で
学ぶ、すばらしいことだと毎年思います。

daikoku

構造材出荷

2008年4月20日 11:41

吉野杉ならではの赤身の多い構造材。加えて、色艶の良い天然乾燥での材料です。来月下旬には上棟を予定しています。
これらの材が、抜群の加工をして頂ける丸紅ランバープレカット工場に入っています。お近くの方は、丸紅さんに確認の上、御覧下さい。

阪口勝行・阪口製材所

吉野山・桜

2008年4月 6日 23:51

吉野の阪口です。
吉野といえば杉・桧と思われがちなので、桜に触れてみようと思います。

吉野山は当社から五分のところに有り、世界遺産の始まりである蔵王堂まで十分です。この吉野山、特定の山頂とか峰ではないのです。ケーブルがあるのですが、ケーブル終点から上千本まであるいは奥千本付近までの尾根筋を呼称して吉野山と呼ぶんです。

この吉野山から山上ヶ岳に至る峰々を昔から金峯山と呼びます。1300年以上前『役ノ小角(えんのおづぬ)』が山上ヶ岳で苦行の結果、『蔵王権現(ざおうごんげん)』を感得したのが修験道(しゅげんどう)の始まりと伝えられています。
この蔵王権現の姿を桜の木に刻んで祭ったのが吉野山にある金峯山寺蔵王堂です。

このため桜の木は御神木(ごしんぼく)として大切にされ、また信者の寄進によって増殖され、ついに桜の名所・ 吉野となったようです。

美しい街・吉野町。是非お越しください。来週末が最高の花見のタイミングだと思います。


次は丸紅ランバー・山本さんお願いします。

デビュー?

2008年4月 5日 19:09
暖かくなってきましたね、こちらサクラ五分咲きです。

ここ何日か目がかゆいです、鼻の奥がツーンとしてます。
・・・花粉症?

土地柄スギは多いですが今までなんともありませんでした。
で、気になったので調べました。

「花粉症とは、花粉が原因で起こるアレルギー反応です。アレルギーとは、特定の物質に過剰に反応する現象です。花粉症の人は花粉が体内に入ると、花粉を異物(抗原)とみなし、対抗するための「抗体」をつくります。これをIgE抗体といい、鼻や目の粘膜にある肥満細胞に結合します。抗体がついた肥満細胞は、花粉が入ってくるたびに増加し、ある一定の量になると、花粉に反応してヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質を放出します。これらの物質が、くしゃみ・鼻水・鼻づまり、目のかゆみなどの症状を引き起こすのです。」

だそうです。

花粉症になるかならないかは、体が花粉を「異物」と認識するか、抗体がどれだけ蓄積できるか、にかかっていて殆どの人が可能性を持っているのだそうです。急に花粉症デビューというのは飽和してしまったんですね。

ちなみにシックハウス症候群の発症も同じようなプロセスだそうです。


先日花粉のでないスギの開発に成功!というニュースを見ました。
すごい技術なんでしょうがちょっと違和感を感じますね、スギ=花粉のイメージを助長させないといいんですけど。

花粉が強くなったのか、人が弱くなったのか。はてさて...


次は吉野のスギにかこまれた阪口さん、お願いします。


森尾

身近なところから

2008年4月 4日 11:24
先日、わが社の2人の事務員のおばちゃんに尋ねてみました。
「木を切ることって環境に悪いと思う?」
間髪入れず、同時に答えが返ってきました。
「そりゃ悪いじゃろう」

お客さんに対しては木材と地球のかかわりなどをエラそうに講釈しているのに、もっとも身近なところにそれを伝えられていない自分が情けなくなりました。わざわざ伝えなくてもこの業界にいれば誰でも当然知っていることと思い込んでいたのだと思います。

同じような話を同業者からも聞きました。「化石資源を扱う商売と同様、環境に負荷をかけても仕事だから仕方ないと思っている。」という答えが社員から返ってきたようです。

考えてみると木材の循環利用による二酸化炭素の削減効果などは、これだけメディアで温暖化などの環境問題が取り上げられていても、ほとんどクローズアップされていないのが現状です。
京都議定書の批准から始まったチームマイナス6.0などの活動の中でもそのうち森林によって3.8%も削減しなければならないということは一般の方にはほとんど浸透していないようです。

そうなると業界として木材利用を政府にもっと働きかけることはもちろんですが、僕たち木材人が自分の言葉で草の根的に伝えていくことが不可欠になります。

二酸化炭素の吸収・エネルギーとしての利用・住まい・芸術・教育といったさまざまな側面で木材ほど優れた資源はないと思います。
こんな資源を扱うことを業にできているという自分の立場に感謝しながら、もう一度足元から木材の普及に努めていきたいと思います。

次回の僕の出番ではちょっと掘り下げて「木」と地球環境のお話をお伝えします。

鈴鹿

続きましてはレングスの森尾さんです!

またまた失礼しました

2008年3月31日 00:40
坂本です。チュートリアル徳井似の鈴鹿さんアシストしまーす。

ダーーーーーー!

2008年3月31日 00:27
 本当にありがとうございました。森本さん、空間工房の職人さん、中でも一番若い
職人さん。先日自宅の壁にエコクイーンを塗ってもらったのですが、もちろん仕上がりは大満足だったのですが、それと同等に森本さんの仕事への情熱と職人さんたちがさわやかに親切に説明してくださったことにとても感激しました。
 中でも一番若い職人さんが神経を使う仕事で疲れてるだろうにお昼休憩中に目をギラギラさせながらいろいろ教えてくださいまして、ああこの人はこの仕事が本当に好きなんだなあと感心させられました。名前は分かりませんが本当にありがとうございました。また社員さんがあんな目で仕事をする職場を作り上げた森本さんはすごい人だなあと思いました。
 ヤマトタテルはこういう人たちが自然と集まり、建築、建築材料という形で、人や社会に貢献している会なんだなあと思い、とても誇らしく思いました。
 僕もただ木を売るだけでは無く、お客さんに心から満足してもらえるような商品に負けないくらいの心を売っていきたいなあと思いました。
 空間工房のみなさん本当にありがとうございました。

                             坂本和信

ヤマトタテル訪問紀最終

2008年3月29日 17:48
坂本君の前に、ちょっと報告致します。
ヤマトタテル会員表敬訪問報告させて頂きます。
3月28日(金)
PM4時に、愛知県のヤマトタテルメンバー ㈱タフさんへお伺いしました。
このタフさんは、銅管タイプの温水式床暖房の設計施工をメインにしている会社なのですが、温水だけではなく、今は色んな会社の床暖房を扱う事ができる会社なのです。
新日本石油㈱のゆかい~なも販売しています。
取扱い床暖房の施工に関しては、最高レベルの技術者が集まってるのもタフさんの魅力の一つなのです。

担当の吉田さんは、本当に熱い想いを持った営業マンです。床暖の事はもちろん、これからの日本の木造住宅がどうなるか!とか、何がよくて何がダメなのか!をハッキリ言える人なのです。


3月29日(土)
この日も、同じく愛知県のヤマトタテルメンバー オーダーキッチンのインターテックさんへ行きました。このインターテックさんの、社名の由来がまた面白いのです。
それは、東名高速名古屋インターから、テクテク歩いて来れるということから、
縮めて、インターテックと言う名前になったらしいのです。
中々、駄洒落の効いた社名だと思いませんか?
仕事に関しては、全てオーダーキッチンを提案している会社です。
今まで施工した物件は、見た目も、利便性においても中々考えられており、生涯使用出来る品物ばかりで、ハッキリ言うと、全く飽きが来ない一品を製作できる会社なのです。

皆様、本日紹介した、タフさん、インターテックさんのこだわりのある商品を是非一度ご検討下さい。


追伸
やっとこれで、表敬訪問先も残す所後一件になりました。
最後は、東京の新日本石油㈱さんだけです。
一番緊張する訪問先なんだな!私が思うに『本社ビルに行っても、挨拶出来る場所は、ロビーに決まってるよ!』と、安心してるので、気軽に行こうと思ってます。

では、コボット㈱ 田中でした。

坂本君ごめんね!
ちょっと割り込みさせて頂きました。

智頭のサカモトさんの家をした。
いろいろ思うん。

建築の仕事してるけど
住んでみんとプロでもわからんけん。

エコ・クィーンと言う珪藻土壁。
今回塗らせてもらった。
うちはこの壁以外は塗らないんだけど
ヤマトタテルの仲間で他の仲間のお薦めも
どんどん体でわかってくる。

楽しみです。
ちょっと時間の都合で今日はここまで。
追加で更新しますね。
もちろん写真も入れるし。
少々お待ちください。

サカモトさん次の日記をお願いします。

ヤマトタテル産地訪問紀

2008年3月27日 20:45
17日(月)・18日(火)・19日(水)の3日間で、私、コボット㈱田中・㈱ムラモト 村本社長・浜松建築家 村松篤さんの3名で、ヤマトタテルメンバーへ産地訪問へ行きました。

17日(月)
新大阪で集合して、いざ出発!
1件目が、鳥取県智頭杉産地 ㈱サカモトさんへ、
坂本君の事務所につくなり、杉の無地柾目の壁板・階段材が、しかも坂本君の所で家具屋さんとコラボして、オリジナル家具を製作されていました。
造作材や建具材はもちろん、床材・壁材も全て柾で取れる所は吉野か秋田か智頭だろうと思います。坂本君はまだ若いのだが、熱い男で、『私も見習わないといけないな~!』と、感じました。
因みに、この日はNHKのTV取材をされてました。ちょっと出たかも...

2件目が、鳥取県西泊郡の協同組合レングスさん
このレングスさんは、杉・桧の構造用3層ボードJパネルの工場で、凄いのは加工場です。室内に乾燥機があり尚且つ製造工程全てが凄い!これには本当に驚いた。
殆どが機械ラインになっているのですが、最終最後の作業、抜け節の補修は人間の目で見て行う所は色んな意味でちょっと嬉しかった!

この日は、米子にて宿泊
レングスの皆さんと、これからの日本の木材に対する事や、住宅に関する事で熱く語り合いました。いや~!疲れてるはずの私が、冷酒1升位は飲んだな~

18日(火)
1件目が、岡山県真庭郡の岡山ウッドグループ 山下木材㈱さんへ、ここは岡山県産の杉・桧をメインに製材しており、杉・桧の製材所では、県下1位になる位の量を製材しており、乾燥機は12台もある大型製材所、尚且つ在庫量が凄い!常に完全乾燥材で、50棟以上の在庫があります。
しかも、同じ敷地内にプレカット工場まであります。
ここで、私の商品Dボルトの加工も出来ます。

2件目が、岡山県久米郡の岡山ウッドグループ ㈱鈴鹿製材所さんへ、ここは国産地松専門の製材所です。地松製材所では初めてのJAS認定工場でもあります。
JASの指定する含水率20%前後で乾燥した、梁・桁はもちろんのこと、框・階段・床材等の材料をいつでも出荷出来るよう在庫管理も完璧な製材所です。
この製材所の鈴鹿君も若く熱い男で、割れやネジレの多い暴れん坊の松材をどのように使用して頂くかを熱く語る男です。

3件目が、岡山県津山市の珪素土専門店 ㈲空間工房さんへ、ここの森本くんは、珪藻土を語らせたら右に出るもんはいない位の、珪藻土に熱い男がいる会社です。ここの材料で一番人気が、エコクイーン!この材料の調湿性や、保温性・電磁波カットの問題や全ての事がクリアー出来る材料なのです。(電磁波はデーターがあるわけではなく、感覚だと思う。言い過ぎてたらすみません。)その他に、一般の方々にも簡単に施工できるようになっている【佐野の名水】も人気の一つで、これは誰でも出来るので金沢の展示会でも人気がありました。
この日は、空間工房さんで、エコクイーンの館で宿泊
エコクイーンの館で寝ると、熟睡出来るのが、ま~不思議!

19日(水)
朝8時に津山を出発して、着いたのが、
兵庫県三木市にある日本オスモ㈱さん、ここは皆さんご存知の植物性自然塗料のメーカーです。実は、オスモさんの近所に私の家があるのです。
自然塗料に関しては凄い熱い思いが一杯な会社です。塗料以外にも無垢床材やガーデニングにもこだわりを持っておられます。オスモさんに来て感じた事は、車内全体が非常に明るく、社員皆さんがイキイキして活気がある会社です。

以上が、17日、18日、19日で訪問したヤマトタテルメンバー5社です。

それと、2月22日(金)に行ったメンバー2社の報告
1件目が、三重県松阪市にある丸紅ランバー㈱さんへ、このプレカット工場は今まで色んな所に行きましたが、ここはキャド図面が凄く、入力した建物の構造が立体的に動きしかも金物の位置まで出る優れもので、この図面を入力した物を加工する機械がフンデガーという代物です。ほかでは見れない加工機でこれにはビックリしました。
因みに、ここでも私の扱うDボルトの加工が出来ます。

2件目が、奈良県吉野にある阪口製材所さん、昭和11年に建築した木造の事務所が今でも現役で使用されており事務所に繋がる建物は、木造トラス構造になっているのです。
この阪口製材所さんは全て天然乾燥した杉・桧がメインです。しかもストックヤードが二つあり、五条工場にも案内して頂きここでも天乾した順番待ちの材料が一杯です。常に天乾材で50棟分の在庫は確保されており、特殊材でも対応できる所なのです。天然乾燥と言う乾燥技術に拘りを持った材料の色身は、何とも言えない色・艶が自慢な製材所なのです。

以上が2月22日に行ったヤマトタテルメンバー2社です。


総括
今回、ヤマトタテルメンバーの所へ行かせて頂き、各社の扱う国産材に対する考え方や、日本の木造住宅への考え方を色々と学ばせて頂いたような気がします。

しかも皆さん本当に熱いメンバー達ばかりで、こんなメンバーと一緒にやっていける事に心より感謝致します。

ここではっきり申し上げたい
『何がよくて何がダメなのかをハッキリ言える企業集団がここに誕生したんだな!』と、私は思います。

このHPをご覧の皆様、これからのヤマトタテルの会がどんな事をするのかを楽しみにして下さい。

そして、いよいよ来る4月11日(金)PM12:30に名古屋キャッスルプラザにて、
ヤマトタテル発会式を行います。
今後のヤマトタテルの会の活動報告等の発表を致しますので、ご興味のある方是非ご参加下さい。

お申込みは、会員募集よりメール送信して下されば事務局より、参加申込み用紙を郵送させて頂きます。尚、申込み締め切りは4月4日までとなります。



追伸
宿題を済ませたぞ~!
次は、空間工房 森本君頼みますぞ~!
あ!もう順番私が決めたろ、森本君の次は坂本君、次に鈴鹿君の携帯電波トリオに行って、その次に、森尾君、阪口君、山本君、迫君、井上君、吉田さん、山崎さん、佐藤さん、小林さん、四住さん、山君、村本さん、最後が三澤先生
これでどうですか?


金沢でのイベント報告

2008年3月19日 18:08
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3月15日と16日に金沢で行われた「ハッピー電化ライフフェア」の報告です。

2日間で相当数のお客様が来場なされ、我々のブースにお越しくださりました。

当日は「ヤマトタテル」の法被を着込み結構気合を入れてプレゼンしました。

コボット 耐震金物
輪島で地震が起きてちょうど一年だったせいもあり、お客様が耐震診断と耐震補強に非常に興味を持っていた様子でした。
田中君が適切なアドバイスを行っていて、お客様も安心していましたよ。

空間工房 珪藻土エコクィーン
森本君の軽快なしゃべくりと田中君が横からチャチャを入れるのが絶妙のタイミングとで、お客様をひきつけていました。
金沢では珪藻土ましてやエコクィーンは知名度がなかったのですが、一気にアップしたことは間違いありません!

タフ 床暖房
ゆかい~なをはじめ、あらゆる床暖房やエコキュートとの組み合わせを提案していただいた吉田さん。本当にありがとうございました。
北陸の床暖房は、ヤマトタテルの会員のムラモトとタフのコンビで席巻していきます!

レングス Jパネル 
森尾君は都合でこられませんでしたが、国産三層クロスパネルの認知度はかなり上がったと思いますよ。

ムラモト ウールブレスとフローリング
羊毛断熱材ウールブレスの認知度も北陸ではピカイチになったのではないでしょうか?
羊毛を断熱材に使用する絶対的な理由が理解され始めたと思っています。
ムラモトお得意の無垢フローリングも品数が増えて、より一層扱いやすくなり、床暖房との相乗効果を目指します。

この二日間ありがとうございました。

・・・ということで、17・18・19日とヤマトタテルの会員企業を巡った訪問記を、大変でしょうが田中君の再登板ということでお願いします。

ヤマトタテルプチ展示会

2008年3月13日 10:52
コボット㈱田中です。
いよいよ明後日から、ヤマトタテル プチ展示会です。
石川県金沢市で開催です。

ヤマトタテル会長 ムラモトさん
副会長 タフさん
同じく コボット
広報担当 空間工房

因みに、私は当日実際の間口の模型を建てます。ど~んと高さもあり、これを建てると結構施主さんにインパクトあるんですよ!
それを、15・16日の両日展示会を行い、16日夜中に帰宅して、次の日は、

ヤマトタテルメンバーの材料見学に行きます。
17日(月)は、鳥取サカモト君からレングスさんへ行き、その夜は温泉で一泊して
18日(火)は、山下木材さん、真庭プレカットから、鈴鹿製材所、空間工房へ行きます。
会長の村本社長同行の下、産地見学会です。

明日から超ハードスケジュールです。
しかし、いったいいつゆっくり出来るのだろうか?
段々不安になってきた。

では、次は村本会長お願い致します。

紅竜王さま~

2008年3月 4日 15:37

2008_04_14.jpg レッドキングに無理やり漢字を当ててみました。

どうも!ご紹介に預かりました山です。若輩者ではありますが、どうぞよろしくお願いします。
RED KING(暴君=前後見境無く猪突猛進するだけの暴れん坊)じゃなくてLED KING(指導者=より良き未来を信じて前進する究極のポジティブ人間)という訳なんですね。
業界の先輩より心強い宣言を聞くことができて頼もしいかぎりであります。
地震の影響は思っていたよりも大きいけれど、逆境に負けず、ポジティブ思考で進んでいきたいと思います。


次は岡山の山下さんです。よろしくおねがいします。

輪島のレッドキング

2008年2月25日 18:08
能登半島地震からやがて一年が過ぎようとしています。
地元、大工工務店さんはいまだ震災の復興工事に追われ、新築物件を手がけることが出来ない状況です。

案の定、ハウスメーカーが参入し、輪島独特の住宅文化(地元の档アテ・杉をふんだんに使い、拭き漆を施す)が少しづつ・・・いや、かなりのスピードで侵食されているような気がします。

この時代に関わった自分に何が出来るのだろう?
この悪い流れを、結果として食い止められないのは自分のせいだ!!!と考えいろいろな角度からいろいろな提案をしていますが、思うようにならず非力を痛感しとても悲しい気持ちになります。

・・・おっと持てよ!輪島のレッドキング(自称:究極のポジティブ人間)ヤマトタテルがあるじゃないか!!!皆さんが必ずこの輪島の住宅文化の救世主になってくれる事を確信しながら、私は金沢の片町や輪島の観音町へ飲みに行ってきま~す。

PS.ヤマイハキカラ・・・①木材を使わない家に住んでいる人は病気になるという意味。
②血糖値や尿酸値などの数値は気合で直るという意味。

・・・パソコンを触らないと頑なに決心している四住でした。

つぎは、同じ輪島の山くん・・・どうぞ!

松の生き方

2008年2月19日 22:12
松は主に日当たりの良い乾燥した山の尾根なんかによく見られます。
でも実は好んでそんなところばかりに生えているわけではありません。
ではなんで??

同じ土壌で一緒に芽生えた植物たちは大きくなるにつれて競争をはじめます。
強いものが我先へとお日様を求めて背を高くします。枝も長く伸ばします。
そしてたくさんの養分や水を吸い上げるために根を大きく張ります。
そんな植物たちは乾燥して養分が少ない土地ではうまく生きられないのです。

でも松は違います。
水分が少なくても、養分が少なくても、暑くても、それにじっと耐えながら生き続けます。
他の植物では枯れてしまうような乾燥した土地で、力強く生きる方法を知っているのです。
だから「日当たりの良い乾燥した土地が好き」というより「他の植物が生きられないようなきびしい環境に耐えることを選んだ」というのが正しいんだと思っています。
この樹は競争に生き抜くことだけが強さではないってことを教えてくれます。

そして松の力強さや美しさはそんな生き方があってこそ表れてくるんものなんだって感じます。

なかなか孤高な生き方はできそうにないけど><

バトンに気づくのが遅くなってしまいゴメンナサイ^^;

それでは続きまして"輪島のレッドキング"四住さんでーす!

鈴鹿


>>さかもっち ってか汁男優は森尾くんじゃぁあ!!

鈴鹿さーーーん!!

2008年2月14日 13:21
すみませんアシスト忘れてました~
次、汁男優の鈴鹿さんお願いしま~す

               坂本
 こんにちは!鳥取の坂本です! なぜこのようなタイトルかといいますと、うちの事務所は携帯電話があまり入らないだけではなくADSLも光も届かないところでして知らず知らずにインターネットから遠ざかっていってしまいます。杉の産地の宿命でしょうか・・・
勝手な想像ですが阪口さんあたりこの気持ちがわかっていただけるのではないでしょうか・・・?
と、言い訳っぽいですがブログ更新遅くなり申し訳ございません・・・
 
 さて最近良く考えるのですが「一生に一度だから良い家を建てたい!」とだれもが思うんですが、特に僕みたいなお金をあまり持ってないけどアパートに住むのはもったいないし、でも次男だからいずれは家を建てないといけないという若者はあまり設計士さんのデザインする家というのを知らなかったり、一部知っていても予算が無いということでほとんどの方が家の情報といえばハウスメーカーのチラシや住宅展示場、マンションの見学会などのように思います。
 なんとか僕みたいな若者でも気軽に、そこまでこだわらないにしても(うちでしたら倉庫のあまりものを駆使したりして)、デザインされた自然素材の家「コヤマトタテル」みたいな家を建てられるようになれば田舎の町の景観も味わい深くなるのかなあと思います。 
 難しいかもしれませんがお金持ちだけではなく日本の家すべてが自然素材の家になればなあと願います。
名古屋でオーダーキッチンを『?職?』としだしてはや30数??年、年がばれるかな~。
今までにいろんな会からお声がかかり、それなりにつきあってきましたが、
この『ヤマトタテル』の会は、いままでの会とは、全然違っている感じがするので、
毎回打ち合わせに大阪に行く事は、まったく苦になりません。
まず個性的な人の集まりの会であり、みんな職種が違うけれどオンリーワンの人たちばかりで、
明確に目標が一致する集団となっている所が今までの会と違うのかもしれません。
職種は違っても、それぞれにつきつめれば奥が深く、新たな発見や勉強の毎日だと思います。
気がつけば仕事であるオーダーキッチンのおさまりの谷底に落ち込んだりしていますが、
苦労したキッチンほど完成した時の感動は、言い尽くせません。
きっと皆さんもそうですよね。
今回 ヤマトタテル一号の家が、実現すると、また新たな感動が始まる!

インターテック 佐藤敏男でした。

次は一体誰にしましょか?迷うなあ~あっサカモトさんお願いします。
時々「オスモさんの塗料って一体どれくらい木にしみこんでるの?
1ミリくらい?それとも2ミリ?」と聞かれることがあります。

オスモカラーはハイソリッドタイプ(こみが良い塗料=濃い塗料、
ここでいう"こみ"は電車が"混んでいる"の混みと同意)なので
1㎡に約50グラム塗布するのが標準です。

塗料の比重はだいたい1なので1㎡に50cm3となり、これから
浸透の深さ(塗装の厚み)を計算すると50ミクロンというのが
答えです。

髪の毛の太さがだいたい80ミクロンなので、「50ミクロン
くらい、すなわち針葉樹の1から2細胞くらい、髪の毛1本分
に足りないくらいしみこんでいます。」と答えると
「たったそんだけ?」と言われてしまいます。

これが塗装のすばらしいところです。たったそれだけで
塗装されているものを守ることができるのです。もし飛行機に
塗られているペンキの厚みが何ミリもあったら飛行機は重くて
飛べません。

簡便、安価、手軽でありながら被塗物の寿命を延ばし、カラー
リングを付与することができる、これが塗装のすばらしさです。

では、次にキッチンのすばらしさ!を私に教えてくださった
インターテックの佐藤さん、よろしくお願いします。

鹿児島の小京都

2008年2月 7日 15:50
Ms建築設計事務所スタッフの迫です。
今回は、三澤に代わりブログを書くことになりました。
とは言え・・・。
「ネタがないのでパス!」 次はオスモの大黒さんお願いします。

と言いたいところですが、そんなわけにもいかないですよね。
私も、個人としては初めてのブログ。何を書けばよいのか迷います。
迷った挙句、山崎さんのネタに、便乗することにします。

私の生まれ故郷の鹿児島にもあります。小京都「知覧」(ちらん)。
戦時中には特攻隊基地があったところで、おいしいお茶の産地です。
そんな知覧に、京都好きの島津さんがつくった武家屋敷群が小京都にあたるみたいで、私も、何度か行ったことがあります。
見どころは、薩摩武家の庭園。屋敷ごとに枯山水などのきれいな庭、周りの景色も取り込んで、京都っぷりを醸し出しています。
でも大学を卒業して九州を飛び出した僕が、初めて見た京都は、京都らしくなかったんです。僕のイメージが過大だったのか?降り立った駅が京都駅だったからか?
それでも、この間、平安神宮から知恩院・円山公園やねねの道を通って清水寺あたりまでふらついた時には、らしさを感じました。「門や入口の下屋の高さがいい。」と一緒に同行していた人は言っていました。その連続的な佇まいが素敵なところですよね。
「京都の中の小京都」そんな感じです。風景・景観って本当に大切ですね。

ちなみに、鹿児島の風景には、桜島が欠かせません。
「桜島がない風景」という桜島がごっそりと無くなった風景写真が、地元紙に掲載されていました。想像してみてください。つまらない町です。
最近もまた爆発しはじめて、とっても迷惑なやつですが、無くてはならない宝です。

あっ、大黒さん。次、お願いしますよ。

山陰の小京都

2008年2月 7日 10:41
両親が山陰出身の山崎です。私は住んだ事はないのですが、小さいときはよく松江とか、玉造温泉の奥の方に行きました。
いい年になってからはあまり行ってないのですが、「投入堂」とか「石見銀山」とかは是非行ってみたいところです。
私は今、京都に通勤しています、清水寺への登り口のところですが、松江も小京都といわれますね、小京都といわれて「るるぶ」等で紹介されて、全国にはたくさん小京都がありますね、観光客が多いのはなぜでしょうか、切り妻の瓦屋根、白壁、寺社・お城、格子?建築的な要素はいろいろあるでしょうが、私は佇まいだと思っています。
そこには、方言も含めて、地域には地域の建築作法があって。決して〇〇〇ハウスの何とかシリーズでは無いわけです。
TVコマーシャルでは、奈良の今井町とか郡上八幡とかの風景・暮らし方が、自社の建物のコンセプトのように語っていますが、それはイメージ戦略なのです。広告会社のだまされてはいけません。

私は全国の地域・地域でがんばっている工務店を手助けしたいと思い、工務店が作った協同組合と町工務店のネットワークのお手伝いをしています。
協同組合 もくよう連」もやっとホームページができました.
http://www.mokuyoren.jp/
「ヤマトタテルの会」にもリンクしていますので、相互にアクセスが増えたらいいなと思っています。

次は、 M's建築設計事務所の三澤様よろしくお願いいたします。

ルールとマナー

2008年2月 7日 09:12
まいど、森尾です。
寒いですね。日本海側、しかもちょっと山手のレングスでは連日雪やらミゾレやら降ってます。山陰ってだれが名付けたか失礼なネーミングですが、悲しいかな胸を張っては否定できません。山陽側に行くと嘘みたいに晴れてる時があるからなぁ、経済や文化的にも...

さて本題、昨年の漢字が「偽」、建築業界も偽に振り回された一年でした。「確認申請が通らない」「遅れてる」って何回聞いたかわかりません。当然私たちも影響受けてます。国交省何やってんだチクショー、なんて。

でもね、マイナス面だけだったとは思いません。少なくともこれを機に真剣に考えた人はいると思います。目先のお金や、忙しさにかまけてルーズになってはいつか大変なことになる、真面目に良い製品をつくっていけば真面目に家を建てようという人にはいつか認められるんじゃないか、って。

いつも思うんですけど「ルール」と「マナー」ってありますよね。ルールは外から決められて、マナーは自分の内側からでてくるもの(違ってる?)
彼らはそこを履き違えてしまったんでしょうか?
最低限のルールを守るのは当然、自分の中から出てくるものにも規律を持っていたいですよね。
この言葉、あるマンガの受け売りですが大切にしたい言葉です。


次は実は山陰に詳しいもくよう連の山崎さん、お願いします。

フンデガー???

2008年2月 6日 08:18
阪口さん、紹介ありがとう。
井上さんに続き、ブログ初体験の丸紅ランバー山本です。

在来木軸工法のプレカットをドイツ製の "フンデガー"K3を使い
日々、ニッチな加工に明け暮れています。
"フンデガー"とは ハンス・フンデガーさんという人の名前の会社からきています。
けったいな名字ですが、ドイツでは珍しくないそうです。 

特殊加工を得意としていますが、5軸の制御が出来る、"K3"が
あるから可能なのです。5軸といってもなかなか理解しづらいですが
刃物が手首のような動きをするっていうと分かり易いですかね。
ぜひ一度、工場に見にきてください。大阪からは二時間半くらいです。
そして、"松阪牛"を食べにいきましょう!

ヤマト(山と)タテル(建てる) 最高の響きです!
国産材をメインに使った住宅を山と建てる。
ややこしい加工はどーんとまかせてください。(打ち合わせが命です!)
パネルシャクリ、丸太加工(手加工)、登り梁、
みんなでやればなんとかなる!

パネルといえば "Jパネル"のレングス
次は森尾さんよろしくです。
 

ヤマトタテル仕様

2008年2月 2日 15:22
只今、確認申請中の大阪F市で建築のU様邸。これがヤマトタテル仕様とずいぶん重なっているので紹介したいと思います。断熱材はウールブレス、レングスJパネル使用、阪口製材所・吉野杉使用、丸紅プレカットで刻み。『そよ風』も使われます。こんなにもヤマトタテルで扱う商品が住まいに使われることで投稿しました。
設計者は奥野浩徳設計工房主宰http://www.hi-ho.ne.jp/okuno/・奥野先生。環境に配慮しながら、使いやすい素材を厳選し設計されていく建築家です。

先生も支持してくれているし、私も自信を持ってヤマトタテルで取り扱う素材・材料そして工務店・設計者を勧めていこうと思います。

まずは、きっかけとなったU様邸。順調に建築できるように誠意を持って取り組みたいです。
天然乾燥の養生出荷待ち材が五條及び吉野工場で出番を今か今かと待っています。骨太の躯体、5寸仕様です。正確な3D対応のフンデガーで刻みの方よろしくお願いします。 では刻み担当の丸紅ランバープレカット工場・山本さんよろしくお願いします。

投稿者 阪口製材所・阪口勝行

http://image.blog.livedoor.jp/mukuzai/imgs/6/6/66b04d33.JPG

初めてのブログ

2008年1月30日 20:48
正真正銘、これが私人生初めてのブログです。(吉田会長もそうだったと思いますが・・)ヤマトタテルの会はブログ上手な方々が多くいつも楽しみながら見させて
いただいているのですが、実際自分が書くとなると実に難しいものですね。
昨日は静岡に出張した際に、うなぎの一本焼きというのを食べたのですが、ブログに
慣れてない私は新幹線の駅で、写真取っとけばよかったと後悔する始末です。当然
のことながらお店の名前を覚えておらず、皆様にご紹介できないのでが残念。
うなぎと言えば、名古屋方面では蒸さないのですよね。蒸すうなぎに慣れていた私に
とってはびっくりでしたが、これも香ばしくてとても美味しいです。
取りとめもない話を書いているうちに、明日はもう一月最終日です。来月もまたヤマトタテルの会を中心に充実日々を送ろうと思います。
それでは次はブログ上手な阪口さん、お願いします!
もの凄く寒い日が、続いています。皆さん体調管理はしっかりしてください。
今日友人の弁護士さんと久しぶりに雑談してまいりました。彼は、建築業界では有名な弁護士で偏りのない法律をいつもながらに明確に理解しやすく話してくれます。
今日の雑談内容は、彼が最近講演した内容で「モンスターペアレンツ」についてでした。その内容は、「自分の子供が卒業アルバムに載っていなかったから、差別である。もう一度写真を撮りなおせ」だとか、「運動していて、砂埃が目に入ったからグラウンドを舗装しろ」とか、「担任の先生の顔が気に入らないから子供の学習能力が低下した」とか、授業中にゲームをしていたのをとがめ、止めるように注意したところ、「うちの子供はゲームをすることでしか、登校できないのです、止めさせないでください」など常識では考えられない意見が教育現場に蔓延しています。先生の意見としては、この手の人種に関しては、企業がクレームを受けることとは異なり、専門の対応者、精神カウンセラーを配置し、言い含めるように時間をかけ、話すことが必要であると言っていました。この人たちは、自分が何を言っているのか深い意味も考えず、その日の気分で変わることがあり、まともに受けとめたり、まともに解決しようとすれば、受けた先生のほうがノイローゼとなり、自殺にいたる場合もあるとのことでした。自分では悩まず、幅広いネットワークを持ち、解決していくことが肝要です。この人たちには、社会的義務と責任とは何かがわからない人が多いからです。企業人として勤めたことのない先生はその格好の餌食となります。絶対に一人で考え込まないでくださいと講演したそうです。今日の気温よりも馬鹿な寒い話でした。そんなわけで、人と人の持つネットワークがいかに大切かということを身にしみて感じました。人間一人で生きているわけではありません。
では、次は井上君にお願いします。
吉田
ヤマトタテルの意味は
日本武尊?
山と建てる?
ヤマと(たくさん)建てる?
そう。
色んな意味が考えられる。
僕らはいっつも家に関わる仕事をしている。
どこかの業者で建てると他の業者では建てれんから
ハウスメーカーで建てる。
そんな風に自分の家を建てるつもりはない。
人と人とのつながりを大切にしつつ
どんな家がいいのかを常に考えている。
もし、建てるときがきたらそれを試してみたい。
自分が建てるんだったら使う素材がある。
使いたい木がある。
頼みたい人がいる。
大切な友達が建てるときにもそのことを伝えたい。
そんなすべてを含んだヤマトタテル。
楽しく家を建てよう。
そのための勉強をしよう。
そんな感じかな。
みんなヤマトタテルに対する気持ちがある。
新年で仕事をしていくわけさ。
次はクールに見えて熱い男。
羊毛断熱材ウールブレスの村本さん。
お願いします。
空間工房の森本でした。

追伸
blogの書き込み時にプレビューをしちゃうと
書き込みが出来なくなると言うエラーが発生しているようです。
いきなり投稿ボタンを押してください。とのことです。
ちなみに私も山崎さんも書き込みが出来なくて困っていましたが
田中さんだけが難なく書き込みが出来ました。

いよいよ!

2008年1月22日 17:58
08/1/22, 17:58 - ヤマトタテル君日記
本日は、ヤマトタテルの会議が大阪でありました。
いつもいつも思うのですが、『本当に中身が濃い集まりだな~!』と、思うんだな~!
で、ヤマトタテル君日記が完成!私が第一号で、記載させて頂きました。
このブログは、本当に究極な日記です。
なぜかと言うと、本日は、コボット 田中が記載しましたが、次のブログを記入する人は、私が次の方にバトンタッチする方法なのです。
どこで途切れるか、楽しみだな~!
さて、6時半からはヤマトタテルの新年会があります。
この新年会がいろんな話が飛び交ういい場所なんです。

では、次の掲載は、さて!誰にしようかな~?


それでは、空間工房 森本君どうぞ~(^_^)v

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